
気になるデリケートゾーンの中と外の「においケア」、どう対策する?原因別ガイド
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フェムテックで創業してから約5年、これまで商品企画を進める中で、多くの男女から「人にはなかなか言えない悩み」についてたくさんのお話を伺ってきました。
今回のテーマは「デリケートゾーンのにおい」。多くの方が一度は気にしたことがあるけれど、具体的な原因やケア方法が分からず、不安やモヤモヤを抱えがちな話題です。
そんな悩みを解決するために、においの原因を**「外陰部」と「膣内」**の2つに分けて分かりやすく解説します。そして、毎日のケアで改善するためのポイントもお伝えします。
あなた自身をもっと大切に感じられるケアのヒントになれば嬉しいです!
私は毎朝体温を測り、排卵日チェッカーを使って排卵時期を確認するようにしています。こうして自分の体の状態を把握する習慣が身についてから、生活習慣を整えることで、体の周期に応じた変化とうまく付き合えるようになりました。
特に、排卵日の時期に感じるおりもののにおいや、生理前のにおいの変化、おりものの状態を観察してみると、すごく面白いです。自分の体のリズムがこんなにわかりやすく表れるのだと気づき、体をより丁寧にケアする大切さを感じています。
ちなみに、においが気になる時は、私は膣に指を入れて直接確認したり、ショーツについたおりもののにおいをチェックしたりします。え、におって確認するの?と驚かれますが、女性は嗅覚が鋭い分、こうして自分で状態を確認することで、今の体の状況をより正確に把握できると思います。この小さな習慣が、私にとっては体を知り、大切にするための大事なステップになっています。
においが気になるタイミング
例えば、外食や飲酒、寝不足、生活リズムが崩れた時にデリケートゾーンのにおいが気になることはありませんか?
私も頻繁に外食していた時期には、「ちょっと気になるな」と感じることがありました。特に飲酒後、トイレに行くたびにムレやにおいが気になることが増える傾向がありました。
また、ユーザーさんからも以下のような声をよくいただきます:
- 排卵日や生理前後ににおいが強くなる
- 出産直後ににおいが変わった
- 日中のムレが気になる
これらのにおいは、多くの場合、生活リズムやホルモンバランスの影響が原因です。
においの原因を知ることがケアの第一歩
デリケートゾーンのにおいは、**「外からくるにおい」と「中からくるにおい」**に分けて考えることが重要です。この2つを知ることで、体のバロメーターとして役立てることができます。
1. 外からくるにおい(外陰部)
外陰部のにおいは、皮脂や汗、ムレによる汚れが原因です。タイトな下着や湿度の高い環境が続くと、皮脂や汗が酸化して雑菌が繁殖し、特有のにおいを発生させます。
どんな汚れがたまるのか?
外陰部にたまる汚れには、以下のような特徴があります:
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皮脂や汗による汚れ
外陰部には皮脂腺や汗腺が多く、これらが分泌されることで皮脂や汗が溜まります。これが酸化すると黄ばみや粘つきが生じ、独特のにおいの原因となります。 -
垢(アカ)や白いカス状の汚れ
皮膚のターンオーバーによって剥がれ落ちた古い角質が、皮脂や汗と混ざり、白っぽいカス状の汚れとしてたまることがあります。特に陰毛の根元や皮膚のひだの部分にたまりやすく、これが時間経過とともににおいを強めます。 -
カッテージチーズのような塊
特に蒸れやすい環境では、皮脂や汗、古いおりものが混ざり合い、カッテージチーズのような白い塊状の汚れになることがあります。この汚れは粘り気があり、湿気と熱で雑菌が繁殖しやすくなるため、においが強くなることがあります。 -
おりものの付着
おりものが外陰部や下着に付着し、そのまま放置すると酸化してにおいを発することがあります。特に排卵期や生理前のおりものが多い時期は、この汚れがたまりやすいので注意が必要です。
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ケア方法:外陰部を清潔に保つために
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通気性の良い下着を選ぶ
- 綿素材の下着や吸湿性の高い素材を選び、通気性を確保しましょう。ナイロンやポリエステルなどの化学繊維はムレやすいので避けるのがベターです。
- 綿素材の下着や吸湿性の高い素材を選び、通気性を確保しましょう。ナイロンやポリエステルなどの化学繊維はムレやすいので避けるのがベターです。
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デリケートゾーン専用の洗浄剤を使用
- 外陰部は顔と同じくらい繊細な部分なので、通常のボディソープではなく、弱酸性で低刺激のデリケートゾーン専用洗浄剤を使うのがおすすめです。これにより、必要な潤いを守りながら汚れを優しく落とせます。
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やさしく洗う
- 指の腹を使って、外陰部のひだや陰毛の根元を丁寧に洗います。白いカスや塊が見られる場合は、無理にこすらず、ぬるま湯でじっくり流しましょう。
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日中のムレ対策をする
- 長時間座りっぱなしになる場合や蒸れが気になる日は、汗を吸収しやすいおりものシートや布ナプキンを活用すると快適です。こまめに交換することも忘れずに。
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定期的なケアでにおいを防ぐ
- 汗ばむ季節や外出が多い日には、ぬれたおしりふきを使うなど、こまめなケアを心がけましょう。
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2. 中からくるにおい(膣内)
膣内のにおいは、膣内フローラの乱れやホルモンバランスが原因です。健康な膣内は弱酸性を保っていますが、乱れると雑菌が繁殖し、においが強くなることがあります。清潔にした指を膣内に入れて、直接においを確認することもありますが、膣トレボールを使った後ににおいを確認すると、自分の状態がよくわかるのでおすすめです。
- **ケア方法:**乳酸菌を含むサプリメントや適切な保湿で、膣内環境を整えることが大切です。異常を感じた場合は、早めに婦人科を受診しましょう。
膣内のにおいは、粘膜環境や菌バランス(膣内フローラ)の変化によるものが中心です。
主な原因
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膣内フローラの乱れ
- 健康な膣内は、乳酸菌(ラクトバチルス)が豊富で弱酸性(pH3.8~4.5)を保っています。これが雑菌の繁殖を抑え、健康な状態を維持します。
- しかし、ストレス、不規則な生活、洗浄しすぎ(強い石鹸の使用)などでフローラが乱れると、悪玉菌が増加し、酸っぱい臭いや魚のような臭いを感じることがあります。
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感染症の可能性
- **細菌性膣炎(BV):**膣内フローラが乱れ、ガードネレラ菌などが増殖すると、腐敗臭や魚のような臭いがすることがあります。
- **カンジダ膣炎:**カビの一種が繁殖すると、膣内がかゆくなったり、チーズのような臭いがするおりものが増えます。
- **性感染症(STI):**クラミジアやトリコモナス感染症などがあると、膣内から異常なにおいやおりものが発生します。
においを改善するためのポイント
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外陰部のケア
- 通気性の良い下着を着用し、ムレを防ぐ。
- デリケートゾーン専用の洗浄剤で、やさしく洗い過ぎないようにケア。
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膣内のケア
- 適切な保湿や乳酸菌を含むサプリメントで、膣内フローラを整える。
- 異常を感じたら早めに婦人科を受診し、原因を特定して治療する。
正常なにおいとの違いを知る
健康なデリケートゾーンには、ほんのり酸っぱい香りや、汗のような軽いにおいがあるのが自然です。
しかし、以下のにおいが続く場合は注意が必要です:
- 強い酸味、腐敗臭、魚のようなにおい(膣内環境の乱れや感染症の可能性)
- 甘ったるいチーズのようなにおい(カンジダ膣炎の可能性)
ケアを始めるのはめんどくさい。
私自身、デリケートゾーンケアを始めるのは正直めんどくさいと思っていました。
特に、顔もそうですが洗浄アイテムに対してはコストを抑えるポイントなんですよね。自分がUMI+MIDORIのクレンジングオイルを作り、試し始めて気づいたのは、「専用のケアをするだけで、ここまで変わるんだ」という実感です。
ユーザーさんからもオイルで汚れが落としやすいというメッセージをたくさんいただき、同時ににおいが気にならなくなったという嬉しいお言葉もいただきます。
UMI+MIDORIのオイルクレンジングの特徴
🌿 1. 洗浄力はやさしいのに、スッキリ感がすごい。
においの原因になる汚れや皮脂を、植物由来の成分でしっかり落としてくれます。普通のボディソープでは取り切れなかった汚れが落ちていく感覚があり、初めて使った時の「これだ!」という感動は今でも覚えています。
💧 2. 保湿で粘膜環境を整える。
保湿成分がたっぷり入っているから、洗い流した後も乾燥知らず。実は、乾燥がにおいの原因になることもあるんです。UMI+MIDORIは、潤いを与えることで肌を守り、健康的な環境を保つサポートをしてくれます。
🌸 3. 毎日のケアが、自分へのいたわりになる。
においが気にならなくなると、日常での安心感が違います。「ケアをしている」という心の余裕が、自分自身をもっと大切に思えるきっかけになりました。
こんな方にぜひ試してほしい
- デリケートゾーンのにおいが気になるけど、どうケアすればいいか分からない方
- ボディソープで洗っているけど、それで十分なのか不安な方
- 初めてのデリケートゾーンケアに挑戦したい方
- デリケートゾーンを洗うときにひりつく人
- デリケートゾーンの状態が不安定な人
においケアは、私にとって自分をもっと好きになる時間でした。
私自身、UMI+MIDORIのクレンジングオイルを使い始めて、「5秒でケアできるなら、これなら続けられる」と思えました。においの悩みが改善されるだけでなく、自分を大切にする新しい習慣を手に入れることができたからです。
デリケートゾーンのにおいが気になるのは当たり前。でも、それを「普通だから」と放置せずに、少しだけ自分をいたわるケアを始めてみませんか?
UMI+MIDORIが、そんな第一歩をお手伝いします。